地球温暖化対策

カーボン・オフセット、J-クレジットについてお気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。

地球温暖化は深刻

私たちの地球は、今、大変な異常気象状態となっており、世界各地で強力ハリケーンや台風、集中豪雨、大干ばつ、熱波などによる災害が発生しています。

すべてが温暖化の影響とは言えないかもしれませんが、CO2など温室効果ガスの増加による異常気象を引き起こしている可能性があることが、IPCCの報告書でも述べられています。
(*IPCC:気候変動に関する政府間パネル)

このままでいくと今世紀末には、現在よりも最大4.8℃の上昇が予測されています。私たち人類は、産業革命以降化石燃料を大量に燃やことでエネルギーを得て、発展を遂げてきましたが、かわりに大気中のCO2濃度を増加させ、自然が吸収できるCO2の量を、2倍近く超えた排出を行っているとのことです。

こうした状況を放置しておくことは決してできません。

CO2など温室効果ガスの排出を抑制するために、まずは私たち自らができることをすすめましょう。

〇気温変化と海面水位変化の将来予測

(環境省HP IPCC第5次評価報告書の概要より)

気温変化と海面水位変化の将来予測

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しげんさいせいネットが取り組んでいること

カーボン・オフセットの取り組み

〇カーボン・オフセットってなに?

まずは自らのCO2排出削減努力が大事!!

日常生活や経済活動で、どうしても出てしまうCO2。まずは温室効果ガスの排出の少ない生活をめざすことが大切です。その上でどうしても減らせない排出分を、他の場所で削減したり、吸収したりする活動を支援することで、埋め合わせ(オフセット)することがカーボン・オフセットです。

〇カーボン・オフセットの仕組み

クレジットを創出する・クレジットを活用する!!

クレジット創出とは、バイオマス発電など再生可能エネルギー事業や森林整備などによるCO2排出削減・吸収事業や、省エネルギー設備導入などの事業があります。これらのCO2の削減・吸収量をクレジットとして国が認証を行っています。

クレジット活用とは、企業活動や商品の製造時に発生するCO2の自らの削減目標に満たない量相当分を、創出事業者からクレジットを購入することでオフセット(相殺)することです。この取組みは自らの削減目標を達成することと合わせて、クレジット創出事業者を応援することにつながります。

カーボン・オフセット

〇まずは自らのCO2排出量を知り、
削減の努力をすることが大事!!

日常生活や経済活動で、どうしても出てしまうCO2。まずはCO2等温室効果ガスの排出の少ない生活や事業活動を目指すことが大切です。自社の排出量を把握することからスタートしましょう。できれば自社を取り巻く川上・川下の関係社とも協力し、もっとも排出量が多いカテゴリーについて、削減の対策を実行することが効果的となります。また、事業活動等で取組んだ省エネ設備の導入や再エネ利用等は、国が認証するJ-クレジット制度の中でクレジット化して温暖化対策推進法の排出量調整・電気事業者の排出係数調整活用やカーボン・オフセット等資金循環することができます。排出量の調査把握から分析等お気軽にお問い合わせください。ご支援します。

その上でどうしても自らが減らせないCO2排出分を、他の場所で削減したり、吸収したりする活動や企業を支援する、埋め合わせ(オフセット)することがカーボン・オフセットです。

〇しげんさいせいネットのカーボン・オフセットの取組み

消費者一人ひとりがだれでも気軽に、くらしの中でできる取組みとして、主に東海3県で、市場出荷されない果物等を原料にしたドライフルーツと、EPAやDHAを豊富に含む愛知県産真いわしを原料にしたオイルサーディンを開発しました。製造や流通にかかるCO2排出分を、中部地域で省エネ設備導入した企業のCO2削減量や岐阜県の森林組合で登録されたCO2吸収分のクレジットとカーボン・オフセットしています。

愛知県産真いわしを原料に活用した「オイルサーディン」は名古屋市の国際調理師専門学校の学生さんとコラボ(産学連携)し、商品を活用したレシピ開発コンテストや、地球温暖化の勉強等を行い、カーボン・オフセットの啓発活動を行いました。

しげんさいせいネットの温室効果ガス削減吸収の取組みは、SDGs 目標12「つくる責任 つかう責任」、13「気候変動に具体的な対策を」の達成に向けた取組みです。

カーボン・オフセットの啓発活動カーボン・オフセットの啓発活動