限りある私たちの地球環境と資源
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新着トピックス


しげんさいせいネット第21回定時社員総会報告


  新年のご挨拶


株式会社デイリーファーム(代表 市田 眞澄)様が令和5年度内閣総理大臣賞を受賞されました


SDGs AICHI EXPO 2023 しげんさいせいネット出展報告


SDGs AICHI EXPO 2023 開会


SDGs AICHI EXPO 2023 in AICHI SKY EXPO


SDGs夏季セミナー2023「プラスチック問題と私たちの未来」開催報告


SDGs夏季セミナー 講演資料ダウンロードページ


SDGs夏季セミナー2023 「プラスチック問題と私たちの未来」開催のご案内


しげんさいせいネット「あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム」に参画

しげんさいせいネットがめざすこと

めざすこと

21世紀、私たちのまわりは、地球温暖化による環境問題、エネルギー問題、食料問題など日本にとどまらず、世界的規模、地球的規模で、待ったなしで解決しなければならない多くの問題を抱えています。

これらの問題解決には国際的、国家的協同の大きな取組みが必要ですが、同時に「一人ひとりの身近な事から、地域からの協同の取組み」があってこそ解決する問題でもあります。

私たちは、市場原理や競争原理だけではなく、多くの人たちとネットワークを作ること、協同し合うことによって、問題解決に向けた活動事業を行うことをめざし、それにふさわしいしくみとして、一般社団法人循環資源再生利用ネットワークを作りました。

小さな単位(地域密着)でより多くの力を結集し、具体的成果を積み上げていく事を重視し、まず有機性循環資源の再生利用を中心に取組みをスタートさせました。

そして今、「STOP THE 地球温暖化」をテーマに、有機性循環資源の再生利用の継続発展と、「もったいない」の気持ちを大切に活動と事業の幅をひろげ、温室効果ガス排出削減や吸収の取組み、エネルギー問題にもチャレンジしていきます。

持続可能な開発目標 SDGs

2015年9月ニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として、「我々の世界を変革する: 持続可能な開発のための2030 アジェンダ」が採択されました。
  
アジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標をかかげました。この目標が、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継であり、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」です。

私たちしげんさいせいネットにおいても会員の皆様と共にSDGs17目標の達成を目指していきたいと考えます。とりわけ地球温暖化は地球規模で喫緊の課題となっています。私たちがこれまで進めてきた「有機性資源をしっかり活用すること」は、まさに地球温暖化対策を具体化する取組みと言えます。

この有機性資源をリサイクルすること、畜産(養豚)への飼料化・農業生産における肥料化堆肥化とその活用・再生可能エネルギー(バイオガス発電)への活用など、しげんさいせいネットが会員の皆様と作ってきた事業システムをさらに発展させていくことが、私たちしげんさいせいネットのSDGs 目標達成のカギと言えます。

まずは、地球温暖化対策とつながる、目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、目標12「つくる責任 つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」の具体化をご一緒に進めましょう。

しげんさいせいネットの2023年に向けた持続可能な開発目標とターゲット

しげんさいせいネットは持続可能な開発目標(SDGs) を推進し循環型・脱炭素型社会をめざした 事業システムをつくります!

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12-3

しげんさいせいネット会員からの食品廃棄物削減、生産およびサプライチェーンにおける食品ロスによる損失減少をめざし、2023年(20周年)までに仕組みを完成させる。

12-5

食品等のリサイクル、および再利用(リユース)により廃棄物排出量を大幅削減することをめざし、2023年(20周年)の食品リサイクル「エコフィード・堆肥・バイオガスメタン発酵・発電熱回収を目的にした焼却目標を3万トンとする。

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

7-1

2023年(20周年)までに、信頼できるバイオガス発電を中心とした再生可能エネルギーサービスへのアクセスを東海地域(愛知・岐阜・三重・静岡)の中で確保する。

7-2

2023年(20周年)までに、エネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を拡大させるため、企業および市民に対し再生可能エネルギーへの切り替え啓発を行う。

13.気候変動に具体的な対策を

13-1

しげんさいせいネット会員相互に、気候変動に起因する危険や自然災害に対するレジリエンスおよび適応力を強化するための啓発活動を進める。

13-3

気候変動緩和、適応、影響軽減等に関する制度機能の啓発と普及推進を行うため、CO2排出量把握やJ-クレジット制度等によるCO2排出削減に取り組む。

17.パートナーシップで目標を達成しよう

17-3

2023年(20周年)までに食ロス削減事業から、世界・日本・東海3県における「食べることができない人たち」への資金・物品等提供の仕組み、および食ロス削減と食リ推進事業を運営するための資金提供の仕組みを作る。

17-17

効果的な公的、官民、市民社会のネットワークシステムを推進する。

関連する目標

関連する目標

わたしたちがすすめてきた「しげんじゅんかん事業」

食品製造メーカーの製造過程で出てくる副産物・未利用商品や、流通小売店の売れ残り商品、飲食店での食べ残し、家庭で食べられることなく廃棄される商品など、日本で1年間に発生する食品ロスはおよそ630万トンと言われています。

世界で飢餓の問題が叫ばれてから久しいですが、2014年世界全体の食糧援助量は約390万トンでした。

我が国の食品ロス643万トン(平成28年度推計)は食糧援助量の1.6倍に相当することになります。

適切な量を製造すること、残さずに食べること、使うことが大切ですが、どうしてもロスとなる商品も発生します。こうした有機性資源をしっかり活用することが大切です。

私たちしげんさいせいネットはこうした有機性資源を、まず食品リサイクルとして、畜産(養豚)の飼料にすることから事業を始めました。

そして他にも活用方法はあります。

例えば有機性循環資源の再生エネルギーへの活用、農業生産に欠かせない堆肥製造など、多くの皆様とご一緒に、地域での協同作業として再生利用をすすめることにチャレンジします。

ここで作られたエネルギーや産物、商品などを、また地域の中で消費していく・・・

これが、私たちの描く「しげんじゅんかん事業」です。

 

飼料化事業の仕組みが愛知環境賞「銀賞」を受賞